

久しぶりのレッスン
受験生を受け持ったのは、色々あってのことでしたが、受けた以上は責任があるので、それなりに大変でしたが、よくついてきてくれて、何とか目標とする水準に達したと思います。
3月31日に大学入学前の最後のレッスンを、近くのカフェで行い、一応の区切りがつきました。
シャランの3巻と、弦楽四重奏によるソナタ形式の作曲、そして小山清茂の「木挽歌」のアナリーゼが今日の内容でした。大学に入っても、このスピードで勉強してくれれば、なんとか仕事ができる程度にはなるかも…ですが、大学はなんとかなっても、それを職業にするには狭き門なので、彼の持っている「運」を信じることにしましょう。
それにしても、よく頑張ったと思います。


ハンガリーでラメントのヨーロッパ初演
昨年9月に横浜で松実健太さんのヴィオラ、津田理子さんのピアノによって初演されたラメントのヴァイオリン版が、先日の鎌倉での演奏に続いてハンガリーでも二度、演奏していただきました。
曲が出来た経緯も説明していただき、演奏に入ったそうです。ハンガリーのお客様からも、鎌倉の初演の時と同様、好評を得たようで、作曲者として、とてもうれしく思っています。
松本紘佳さん、松本由理江さんに感謝!!です。
さて、かわいい我が子とも言える作品の初演を気にしながらも、私は大阪の実家にて、山歩きや畑の手伝い、田圃への桜の植樹、そしてご先祖様のお墓参りと、それなりに忙しく過ごして参りましたが、昨日、鎌倉に帰って参りました。
今日3月30日は、どんよりした曇り空ですが、鎌倉のみなさんとお花見に出かけます。


紅梅、山茱萸、リュウキンカ…
私の部屋の前に子供の頃からある紅梅の木は、老木となり、小さくなってしまいましたが、今も美しい花を咲かせてくれています。
また、かつて耕した田も、稲作を続けることが出来なくなって、花木を植えているのですが、山茱萸の林も今は満開になっています。
そこに繋がる道の竹林に生えているリュウキンカもまた、綺麗な花をつけています。
これらの花は、ソメイヨシノのように一週間ほどで散ってしまうということなく、結構長く楽しませてくれるので、良いなぁと、いつも帰って来ては、これらの花と再会するのを楽しみにしています。
花の好きな父と母のおかげと、感謝!感謝です!!


滝畑から紀見峠まで…
少し天気が悪かったので、帰った当初は、家に閉じこもって仕事をしていましたが、昨日(3月14日)は降水確率が0%ととのことで、朝、河内長野駅からバスで滝畑ダムまで行き、そこから岩湧山、ダイアモンドトレイルを経由して紀見峠駅まで歩きました。 37221歩は、今年最も長〜く歩いた一日となりました。おかげで今朝はちと足の筋肉痛に…(笑)。
途中、天見不動に詣で、一昨年作曲したOSAKA Sinfonette 第1楽章「風に啼く 〜葛城二十八宿を訪ねて〜」をスマホから音を出して聞いていました。
この世とあの世の間を吹き抜ける風を、ここに来ると感じられます。いつ来ても、私に強いパワーをくれる、ここは私にとっての最高のパワー・スポットです。遠いのでなかなか人にお勧めできないのが残念ですが…。


11日から大阪に帰郷中
大阪の実家に帰っています。家の前の紅梅の開花に間に合ったようで、可憐な花を一杯つけています。


追悼、福富博文さん
今は亡き福富博文氏のヴァイオリン・ソロです。彼の音に、ヴァイオリンに惚れ込んで、もう30年以上…。
1つ年下であった彼とは、最近は飲み友達と化していましたが、私は彼の音楽を私は心から尊敬していました。
まさか、59才で亡くなるとは…。 動画は、彼のために書いた私の唯一のヴァイオリンと室内アンサンブルのための協奏曲「風の変容」です。携帯のオマケみたいなので撮ったものなので、音も悪いのですが、彼のとろけるような音はわかると思います。
この曲の初演の前、彼の家で、作品の練習に立ち会った後、二人でベロンベロンになるまで飲んで、帰り、電車に乗って片道1時間半ほどで帰れるはずなのに、なんと5時間ほどかけて帰った(何度も乗り過ごして終点まで行き、車掌さん、あるいは駅員に起こされたものと推察…詳細は全く記憶に無し…)ことも、フルートの久保田さんと新世界で8時間、飲み倒したことなど、彼とはいつも飲んでばかりだったような…(笑)。 この曲の演奏会の後、彼から無伴奏作品の委嘱を受けたのですが、それを彼の演奏で聞くことはとうとう出来ずに永遠にお蔵入りとなってし


素晴らしいヴァイオリニスト、松本紘佳さん
松本紘佳さんのヴァイオリン、松本有理江さんのピアノにより、私の「ラメント」のヴァイオリン版が演奏されました。
楽譜をさしあげてから、わずか1週間たらず…。
アンコールで弾く「さくら」の編曲はないか?とメッセージで問い合わせて来られ、それで、3月9日というタイミングなら、翌日は浄光明寺である東日本大震災復興祈願 万灯会に因んで作曲した「ラメント」があるが…とご提案し、その楽譜を取り急ぎお送りしたところ、この提案を採用して下さり、演奏に至ったものでした。
わずかな期間であったにも関わらず、ヴァイオリンもピアノも素晴らしい演奏でした。あまりに演奏会までの期間が短く、プログラムに載せられず、アンコールということになったようでしたが、私としてはこのお二人の演奏で拙作の演奏を聞くことができたことが、最高の体験でした。
本プロの演奏も素晴らしく、プーランクのヴァイオリン・ソナタ、ラヴェルのツィガーヌ(暗譜でした)の、若さ溢れる演奏は、ああ二十代にしかできない演奏だなぁと、感心というか、感動いたしました。
プーランクのソナタは、そう実演で聞け


3月9日ラメント ヴァイオリン版初演
3月9日鎌倉女子大学二階堂学舎、松本尚記念ホールにて、気鋭のヴァイオリニスト松本紘佳さんと、ウィーン音楽大学で指導をされていた松本有理江さんのピアノにより、ラメント〜万灯会の夜に〜のヴァイオリンとピアノ版が演奏されます。
今年も東日本大震災の記念日の前日に浄光明寺にて慰霊の万灯会が執り行われると聞いていますが、それに行って受けた強い印象を、ヴィオラとピアノの響きで紡いだのが、昨年9月、松実健太氏のヴィオラ、津田理子さんのピアノにて初演されましたが、今回は、ヴィオラをヴァイオリンに編曲しての演奏です。
このあと、ハンガリーでもとりあげられるとか聞いていますが、うれしいことです。
また、小さなアンコール用の "SAKURA Paraphrase" を新たに作りましたが、これも演奏されるかも…です。こちらは、Recordingsのページのデモのところに置いてありますの。鎌倉の桜の風景とともにお楽しみいただければ幸いです。
いずれも楽譜は販売しておりますので、FBのメッセージの欄でお申し込みいただければ、購入方法をお知らせいたします。(日本国内限定)


6月30日覚園寺コンサート
6月30日のコンサートの詳細が発表になりましたので、私のホーム・ページも更新しました。
チケットは4月1日発売開始のようです。いつもキャンセル待ちが多く出て、チケットで手に入りにくくなる人気のコンサートですので、お早めの購入をお勧めいたします。
拙作は、ピアノ連弾で、染川真弓さんと佐藤慈成さんの二人によって演奏されることとなっています。
またチェコ・フィルのチェロのトップに座るホスト氏の素晴らしいチェロで聞くブラームスのチェロ・ソナタ第1番…渋い!!渋すぎる!!深い思索を感じさせるあの作品を、ホスト氏のチェロで聞くことができるのは、きっと素晴らしい体験となることでしょう。
多くの皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げます。すでに何人か、遠方から来たいという方もいらっしゃいますが、その方々とは、終わってから、大船あたりのお店にて飲み会と参りましょうか!!(笑)


ラメントの演奏会
昨年、作曲した「ラメント 〜 万灯会の夜に 〜」が、3月9日、鎌倉女子大学二階堂学舎松本尚記念ホールにて演奏されます。
ヴィオラとピアノのための作品として、作曲したものですが、今回はヴァイオリンとピアノのために編曲した版での初演となります。
毎年、鎌倉で行われる東日本大震災 追悼・復興祈願祭、昨年は鎌倉の大仏様の前だったそうですが、今年は雪ノ下教会だそうですね。
その前日、行われていた浄光明寺での東日本大震災復興祈願 万灯会は、今年はどうなのでしょうか?特段のインフォメーションがないので、その日まで待つかどうか、今は思案しているところですが、昨年、そのイベントに参加させていただいた時の印象を、この曲にこめたものです。
昨年9月末に松実健太氏のヴィオラ、スイス在住のピアニスト津田理子さんによって初演していただいたものですが、今回、松本紘佳さんのヴァイオリン、松本有理江さんのピアノにより演奏されます。
13:30開場、14:00開演で、入場料は3000円だそうです。
お時間がございましたら、ぜひおいで下さいませ。